キラッと光ろう★ 組織の力で価値を最大に!

組織の課題を対話で解決する専門家 大坪加奈子

◆キンドル本出版のお知らせ◆

初めて単独で本を出版します。

8月2日(火)キンドル出版 著書:大坪加奈子

題名は「社長のための経営立て直し術

 ~100%財務目標を達成する生きた組織づくりのコツ~」です

8月2日の前後で99円キャンペーンを実施します。(通常500円)

全部で5万字ありますが、3分の2は小説です。

 

会社が目標達成するために必要な組織の仕組みづくりについてまとめた本です。

何をやればよいか全体像を俯瞰的に知りたいという経営者の方に最適です。

多くの経営者が財務目標を達成したいと思いながら、売り物や売り方を変えていくものの、成果が出ない現状を目にします。本質的な課題は何か?に気づくことができます。

 

応援頂けると嬉しいです!宜しくお願いいたします!!

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制作秘話はコチラ👇 約6カ月前・・・

 

 「キラッと光る組織づくり」のパンフレットを作成していました。その間にもコンサル案件のご縁を頂き、新しいプロジェクトがスタートしています。上半期は、アウトプットだけではなく、インプットにも力を入れようと、いくつかの取り組みを同時進行させました。

 

  ①チームビルディングコンサルタント養成講座への参画

  ②ビジネスコーチング講座への参画

  ③キンドル出版準備

 

 「キラッと光る組織づくり」のコンサルメニューを開発する中で、パンフレットを作成するのであれば、小冊子のような本でもっと中身がわかるようなものを作りたいなと思ったことがきっかけです。

 

 ですが、既に世の中にはたくさんのビジネス書があります。考え方だけを書いてもあまり面白くないかも?!と思い、別の方法を模索していました。その時、縁があってキンドル出版サポートをされている方を友人から紹介してもらえたのです。そのサポートではキンドル出版の「てにをは」を教えて頂けるだけではなく、何回かのセッションを通してストーリー作成のお手伝いをして頂けるとということで非常に魅力的でした。

 

 まず、2週間ほどで言いたいことを書き出し文章にしました。その後、セッションを通じて本当に伝えたいことを引き出して整理しながら、文章にまとめていくとう流れです。このサポートをしてくださった方が小説を書くことが得意で、私の想いを受け止めてストーリーをご提案くださいました。

 

 私が今回出版する本は、経営者向けの本ですが、実際のストーリーは経営者からの視点だけでは書かれていません。若手社員や部長、秘書等異なる立場の人の目線で問題を捉え、それを社長が理解しながら皆が一つの方向に向かっていくという構成です。複数の立場の視点をどう入れていくのかは、ストーリーに驚く仕掛けがしてあり、実際に本を読んで頂いた際のお楽しみです。

 

 今回のこのキンドル出版のプロジェクト。最後まで何もなく上手く進んだか?といいますと、決してそうではありません。お互いのバックグラウンドが異なり、且つ、文章の作り方も異なる中で一つの作品をつくっていくということは並大抵のことではありませんでした。

 

 作成して頂いた文章について、私目線でポイント加筆やシーンの加筆をすることによって、結局言いたいことがよくわからなくなってしまったことがありました。シーンが多くて言いたいことが重複しているからとシーンの順番を入れ替えたら、起承転結がくずれてこの本のテーマは何?というところまで遡ってしまいました。

 

 では、この状況をどう乗り越えたのか?一つはプロジェクト統括の方からの構成のご提案でした。そしてもう一つは、私が言いたいことをもう一度出し切りまとめたことで、一気に対話を進めることができたことです。いずれにしても、視点を未来に変えてポジティブに捉えたところから上手くいきました。

 

 何か上手くいかないことがあった時、自分はこれだけやったからという自負があっても、今現在目の前で上手くいっていないことがあるならば、それは自分が変えていくという姿勢が大切だと感じます。

 

 これは会社組織においても同じことが言えます。会社はある種のチームであり、チームが成果を出すためには、3つの視点が必要です。「人材力×組織力×関係力」

 

 出発点は人材力です。異なる強みを持った人材を生かすということがよく言われますが、まずそれぞれが「自責の念を持つ→当事者意識」ということは一番重要だと感じます。今回のプロジェクトでは、困難を乗り越える出発点はここにあるということを改めて再認識しました。

 

 では、自責の念で考えられない時はどういう時なのでしょうか。頭でわかっていてもできないことがあるから、時として他責の行動が出てしまうこともあると思っています。例えばこんなことは考えられないでしょうか。

・自分が既に行動しているが余裕がないと自分でもわかっている時

・自分の意志でその場にいない時、自分の意志でそのことを選択していない時

・自分の努力が報われず、他人の力量不足を明らかに感じる時

 

 こんな時があるかもしれないとわかっていれば、予め対処できそうです。

・自分が既に行動しているが余裕がないと自分でもわかっている時

 自分が既に行動した部分については素直に認めてあげることです。その上で余裕がないんだな、余裕がないのはどうしてだろう。と客観的に受け止めること。そうすると、”もう~私も頑張ってるんだからこれ以上できない”という気持ちが消えていきます

 

・自分の意志でその場にいない時、自分の意志でそのことを選択していない時

 自分が納得できないことは何か?他人の意思に従わなければならなかったのはなぜか?どうすると自分が納得できるのか?を想像してみること。求められていなくても、”自分なら”という考えを持つ習慣をつけることだと思います。

 

・自分の努力が報われず、他人の力量不足を明らかに感じる時

 自分はここまでやって来たし、相手も相手の強みの部分ではやってくれていると認識すること。自分から相手の強みを見つけにいくことです。

 

 本をまとめるに至る過程は私にとって成長過程そのものでした。これは会社内でも応用できる思います。経営者は外部環境がわかっていてどうすれば良いかご自身で方向性を導きだせるかもしれませんが、幹部や部課長の方はその取り組みの過程そのものが成長につながるケースを何度もみてきました。

 

 それは戦略の方向性そのものよりも、その方向性に導く過程で何十回と行われる対話により思考が深まる、相手を理解するということが人の成長につながるのだと感じます。もし本をご購入頂けるという方は、対話のプロセスを乗り越えた結果だということを少し想像して読んで頂けると嬉しいです😊